【ノマドランド/Nomadland】映画レビュー

映画「ノマドランド」のアイキャッチ ドラマ

映画【ノマドランド】の評価と詳細

評価

3.6

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詳細

ジャンルドラマ
上映日2021年03月26日
製作国アメリカ
上映時間108分
監督クロエ・ジャオ
脚本クロエ・ジャオ
出演者フランシス・マクドーマンド、デヴィッド・ストラザーン、リンダ・メイ

映画【ノマドランド】のあらすじ ※ネタバレなし

リーマンショック後、企業の倒産とともに、長年住み慣れたネバダ州の企業城下町の住処を失った60代女性ファーン(フランシス・マクドーマンド)。

彼女の選択は、キャンピングカーに全ての思い出を詰め込んで、車上生活者、“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩くことだった。

その日その日を懸命に乗り越えながら、往く先々で出会うノマドたちとの心の交流とともに、誇りを持った彼女の自由な旅は続いていく。

大きな反響を生んだ原作ノンフィクション「ノマド 漂流する高齢労働者たち」をもとに、そこで描かれる実在のノマドたちとともに見つめる今を生きる希望を、広大な西部の自然の中で探し求めるロードムービー。

参照:https://filmarks.com/

映画【ノマドランド】の感想・レビュー

映画「ノマドランド」内のシーン

第93回アカデミー賞作品賞に輝いた本作品。

女性監督作品はキャスリン・ヒグロー監督の「ハート・ロッカー」以来2度目だそう。

事前評価が高かったので、映画館で観てみた。

鑑賞結果☆3.6と期待ほどではなかったが、おすすめできる良作だったので、ぜひ最後まで観てほしい。

まず、ノマドランドはクロエ・ジャオ監督の三部作の三作品目ということを理解しておいたほうが良かった。

改めて二作品を鑑賞した後に本作を観たら、感じるものも変わってきそうだ。

ちなみに一作品目は、「Songs My Brothers Taught Me」、二作品目は「ザ・ライダー」だ。

二作品とも登場人物がほぼ実名の一般人らしい。

今作でも、主役のフランシス・マクドーマンド以外はほぼノマドの人に演じてもらっているらしい。

なるほど、リアリティがすごいわけだ。

また、クロエ・ジャオ監督はテレンス・マリック監督の影響を受けており、光の描き方や音、空気感がとても良く、劇場で観た方がより楽しめそうだ。

ストーリーとしては、偶然がもたらす不運によって、社会的弱者となる60代女性の1年間を描いている。

行き過ぎた資本主義がもたらした歪みにもがきながらも、車上生活をおくる毎日。

全てを失い、孤独に苛まれながらも、壮大な自然と仲間のノマドが癒やしてくれる。

この作品を観ると、ノマド生活って案外良いものでは?と思えるのではないかと危惧してしまうので、この評価になった。

広大な自然の中でみんなで火を囲み、ご飯を食べ、時々労働する。

実際はそんな甘くないはずだ。

監督はノマド生活の過酷さを表したいわけではなく、作中でも詠んでいる詩を表現したかったのだろう。

ノマドの中では「さよなら」はない。

まだ、主人公の女性ファーンの旅は終わらないだろう。

ネタバレありの「ノマドランドレビュー」はこちらをご覧ください。

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